【通訳ローラの撮影レポート】ソウルの弘大(ホンデ)にあるスタジオで撮影がありました。(The Face Studio)

 

10月某日、ソウルでフォトウェディング撮影がありました。
その楽しい現場の様子をお届けします。

 

撮影が行われたスタジオは
若者の街と呼ばれているホンデの近くに位置しています。

 

こちらのスタジオでは
ヘアメイクからドレス選び、撮影、
そして写真選びまで全部できます。

 

そのため、撮影のための移動がなく、
また、スタジオ一角一角に様々な効果が施されていて、
比較的短い時間でいろんな写真をたくさん撮ることができます。

 

この日の撮影は朝8時からでした。

 

新郎新婦さんは8時ちょうどに到着され、
新婦さんからヘアメイクに取りかかりました。

 

新婦さんのヘアメイクはだいたい1時間から1時間半ぐらいかかります。
メイク中はスタジオにおいてある写真のサンプルを見ながら
ヘアメイクさんと撮影について話し合い、メイクや髪形、
ドレスを慎重にを決めていきます。

 

 

その間、新郎さんには少し待ってもらうのですが、
この日、新郎さんは、韓国に来る前に連続勤務だったようで、
少し仮眠を取ったりしていました。

 

ですが、新郎さんには新婦さんがヘアメイクをしている間に、
撮影で着るタキシードを選んでもらうために、
下のフロアーにあるドレスルームに移動していただきました。

 

新郎さんは何着かジャケットをイモに着せてもらい、
その中から2着を選んでもらいます(「イモ」とは撮影でドレスの着付け等を手伝ってくれる方(介添人)です)。

 

イモのお話によれば、
黒といったベーシックなタキシードが一番人気だそうです。

 

 

試着してみると、用意されているタキシードの袖が短かったり
長かったりとして不安に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
タキシードを選び、その場でイモが新郎さんのサイズを測り、
新郎さんのヘアメイクが終わったら、
新郎さんにぴたっと合うタキシードが着られるように、
裁縫してくれるので大丈夫なのです。

 

タキシード選びが終わったら、
メイクルームに戻り、新郎さんのヘアメークが始まります。

 

今回の新郎さんはメイクが初めてだそうで、
終始目を強くつぶるなど少し慣れない様子でしたが、
新婦さんがとなりで声をかけてくれたり、
メイクしている様子をカメラで撮ったりしたおかげで、
少し緊張が和らいだようです。

 

ヘアメイクが終わると、
事前に選んでおいたドレスとタキシードに着替え、
新婦さんはドレスに似合うコサージュやイヤリングなどのアクセサリーを
イモと話し合い、最終チェックが終わったらいよいよ撮影がスタートします。

 

 

最初は窓辺でのカットでした。

 

実は新郎さんは撮影に入る前は少し、疲れ気味でしたが、
撮影に入った途端、疲れを一切見せず、上手にポーズを決めてくれました。

 

カットごとにスタジオのスタッフがポーズを見せてくれたり、
細かく指示してくれるのですが、
はじめは新郎新婦さんははにかんでいました。

 

でも、愉快なスタジオスタッフのおかげもあり、
新郎新婦さんは徐々に撮影になじみ、
楽しく写真を撮ることができました。

 

この日、カメラマンさんは撮影で、
新郎新婦さんに笑顔の程度をわかりやすく
1番、2番、3番として教えてくれました。

 

1番はニコニコ、
2番は歯を見せながら微笑む、
3番は笑顔全開!

 

新郎新婦さんは撮影になれるにつれ、
カメラマンさんの指示以上に
自然で可愛い笑顔を披露してくれました。

 

 

次は、前のカットより日差しが差す窓辺での撮影です。

 

テーブルに座ったり、
新婦さんは小物として置いてあった
カラフルなドレスを持ったり、
可愛くポーズをとりました。

 

今度は少し落ち着いたセットでの撮影ですが、
新婦さんのベールを飛ばしたりするシーンがありましたが、
実はベールの飛ばし方をきれいにするために、
こうやってスタジオスタッフが後ろで何度も飛ばしてくれるのです。

 

続いては、室外(スタジオの屋上)での撮影です。
屋上にも撮影のための小物がたくさん置いてあります。

 

幸い、この日はとても暖かく、
日差しもちょうどよかったので、
わりと長く写真を撮ることができました。

 

また、新婦さんお待ちかねの
ベールを飛ばすシーンがきれいに撮れたり、
シャンパンを使って撮ったり、
いろんな角度から写真を撮りました。

 

 

室外の撮影が終わったら、
また室内に戻り白い、シンプルなセットで撮ったり、
アルバムの一番最初のページに使う、
ちょっとゴージャスなセットから
モダンでクラシックなセットでの撮影が行われます。

 

今回は新婦さんの自前の韓服を着て写真を撮ったり、
また、新郎新婦さんはスタジオに用意されていた韓服に着替え、
まるで韓国の時代劇に登場するような
王様や王妃に変身し、記念撮影をしました。

 

 

また、最後の私服での撮影では、
新郎新婦さんの出会いのきっかけとなった
バスケットボールにちなんで、
バスケットボールを持って写真を撮りたいという
リクエストがありました。

 

バスケットボールを持っていろんなポーズを撮り、
この日の撮影は終了しました。

 

撮影で撮りたいポーズやシーンなどがあれば
遠慮なく言ってください。

 

カメラマンさんに事前に伝えておくと、
撮影を調整してもらえますよ。

 

 

撮影が終了し、しばらくすると、
その日撮った写真の全部が見れるのもthe face studioの特徴です。

 

1階の事務所に移動し、
スタッフとすべての写真を細かくチェックしていき、
アルバムに載せる写真を決めていきます。

 

どれもきれいに撮れて選び難いのですが、
撮った写真すべては、写真選びが終わった後、
CDの形でもらえるので大丈夫です。

 

あと、選び終わった写真を修整する際に、
これは直してほしいなどというリクエストを全部聞いてくれるので、
間違いなくお気に入りの写真に出来上がります。

 

撮影中には、イモがずっとついていて、
ドレスの着替えやそれに似合うアクセサリーも
一緒に選んでくれます。

 

またポーズごとにスタジオスタッフが丁寧に
ポーズを教えてくれるので、
写真を撮られるのが苦手という方も
心配しなくて大丈夫なのです。

 

 

この日は日曜ということで、
他にもたくさん人がいて、
撮影の前後が大変混んでいました。

 

しかし、新郎新婦さんは疲れたりすることもなく、
他のチームの撮影の様子を見ながら、
ポーズの話をしたり、撮影中はもちろん、
撮影の合間にもずっと笑顔を忘れませんでした。

 

 

また、新郎新婦さんは以前、
韓国に何回かいらっしゃったこともあり、
撮影の合間に韓国の美味しいお店などについて話したり、
楽しくお話もさせてもらいました。

 

この日の新郎新婦さんはとてもキュートで、
撮影中に私までずっとハッピーな気持ちでいることができました。

 

⇒ The Face Studioのサンプルはこちら

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